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黒田夏子 abさんご [黒田夏子 abさんご]

第148回芥川龍之介賞、直木三十五賞の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で行われ、芥川龍之介賞に黒田夏子氏の『abさんご』が選出された。
黒田氏は、昭和12年東京生まれ。昭和34年に早稲田大学教育学部を卒業し、教員・事務員・校正者として働きながら執筆を続け、昭和38年に『毬』で、丹羽文雄が選考委員を務める「読売短編小説賞」に入選。昨年9月に『abさんご』で第24回早稲田文学新人賞を受賞し、75歳にしてデビュー。同賞の授賞式で「今は受賞が遅くて良かった、という気持ちがあります」と話していた。そしてこの『abさんご』で芥川賞に初ノミネート、初受賞を果たし、1974年に『月山』で受賞を果たした当時61歳の森敦さんを抜いて、今回、史上最年長での受賞となった。




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